HATTORI STORY 第5章
かばんの未来のはなしをしましょうー
“時間(とき)” を持ち歩くこれからへ
~未来のかばんは、あなたの時間とともにある。~
「かばんの未来のはなしをしましょう。」
この言葉は、服部がずっと大切にしてきた静かな問いかけです。
どんな未来を歩き、どんな時間を重ね、そのそばにどんなかばんが寄り添うのか。
未来を語ることは、あなたの時間を考えることでもあります。
豊岡は、変わり続けてきた町であり、変える力を持った町
豊岡のものづくりは、千年以上前の“柳の行李(こうり)”から始まったと語られます。
けれど、行李とかばんは見た目こそ似ていても、技術も役割もまったく別のもの。
編む技術から縫う技術へ。生活道具から、暮らしと仕事を支える道具へ。
豊岡は、時代とともに大きく姿を変えてきた町なのです。
その変化の歴史があるからこそ、いまのかばんづくりがあり、
そして、これからの未来にも続いていけるのだと思います。
服部もまた、変化を恐れず進んできた
コロナの時期、世界が止まりかけた中で、
服部も例外なく大きな転換点を迎えました。
医療資材の製造、衛生プロダクトの開発、新たな協業の数々──。
それは私たちが「かばん屋である前に、ものづくりの会社である」ことを再認識する時間でした。
その経験を経て、服部はさらに“変わる力”を得ました。
革・布・ナイロンだけでなく、再生素材、機能素材、異業種素材。
ホテル、医療、工業、ライフスタイル。
これからの服部は、かばんの枠を越えた新奇商材にも挑戦していきます.
未来の服部は、「かばんをつくる会社」ではなく、“人の時間を支える道具をつくる会社”へ
その中心にあるのは、これまでも、これからも、
あなたが“ものではなく、時間(とき)を持ち歩けるように”という想い。
